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    すい臓がんのリスク検査

    PanaSeeパナシーという新しい検査を導入しました。すい臓がんのリスク検査です。すい臓がんの特徴として病状の進行が早い、自覚症状が出にくいことがあげられ、発見が困難と言われています。すい臓がんに至る過程で減少する物質を血液検査で調べます。食事制限などは不要ですので、ご興味があればお気軽にお問い合わせください。

    2017.04.28

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    C型慢性肝炎の検査を進めるにあたって

    C型慢性肝炎は自覚症状が乏しいため、人間ドックや健康診断などの血液検査の異常が診断のきっかけとなることが多いです。但し一般の健康診断のみでは肝機能検査のみでC型肝炎の検査は行わないため、医師への相談が必要です。 血液検査で持続する肝機能異常があった場合、ウイルス性慢性肝炎、薬物性肝障害、アルコール性肝障害、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD),自己免疫性肝障害などを鑑別疾患としてあがります。更には膵胆道系疾患にも注意が必要なため、腹部超音波検査も必要です。

    2017.04.19

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    【New】動脈硬化のリスクチェック

    動脈硬化という言葉を聞いたことがありますか。動脈硬化は心筋梗塞や脳梗塞の原因となる現象です。当院では1本の採血で脳梗塞や心筋梗塞のリスクを確認できるLox-index(ロックスインデックス)という検査を承っております。お気軽にお問い合わせください。

    2017.04.18

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    C型慢性肝炎の疫学

    厚生労働省の肝炎ウイルス検診および献血から推定されるHCV抗体陽性率は0.6%(約80万人)とされています。これに現在C型慢性肝炎疾患で医療機関に通院中の患者さん、またHCVに感染しているものの医療機関に通院していない者を加えた数が本邦のHCV感染者数と考えられまして、150万~200万人程度と推定されています。また本邦の慢性肝疾患(慢性肝炎、肝硬変、肝細胞癌)の7割がHCVによると考えれらています。

    2017.04.18

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    ロックスインデックス検査について

    ロックスインデックス検査は将来の脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクを調べる血液検査です。脳血管疾患、心疾患は医療の進歩で命を取り留める確率は高くなっていますが、患者数自体は増加の一途を辿っています。当院では新しく導入した検査になります。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

    2017.04.17

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    C型慢性肝炎診断の流れとは

    健康診断などで持続する肝機能障害がある場合、C型慢性肝炎を疑い、HCV抗体検査を行います。このHCV抗体陽性の場合、ウイルスの感染が現在も持続しているかどうかをウイルスの直接検査であるHCV RNAの測定により判定します。HCV RNAが陽性でウイルスの感染が持続していると判定した場合は、更にウイルス量と遺伝子型、または血清型を測定します。これはウイルスの型の違いによりインターフェロン等の薬の効果が違うからです。またHCV抗体が陽性で、HCV RNA陰性の場合は、肝炎が治癒し、ウイルスは 排除されたと考えられます。また肝炎の進行度の評価として肝線維化の進展度の判定が重要です。慢性肝炎と肝硬変の識別には判別式が用いられます。慢性肝炎内での線維化の進展度の判定には血小板がとくに有効です。画像診断としてのフィブロスキャンによる肝硬度の測定も判定に有用とされています。

    2017.04.16

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    C型慢性肝炎とはどのような病気ですか

    C型慢性肝炎ちとはC型肝炎ウイルス(HCV)が肝臓に持続感染し、炎症を起こす疾患です。HCVが持続感染している症例のほとんどが、病理検査で組織学的に肝炎を伴っていますし、また肝細胞の破壊・再生が繰り返されるため、肝臓の組織が固くなる肝線維化が進展して肝硬変に至ります。肝硬変になると治りませんし、肝細胞がんの合併が高率になります。C型肝炎ウイルス蛋白による直接の発癌作用、破壊、再生を繰り返すことのよる宿主遺伝子の変化が原因と考えられています。肝機能、つまりGOT(ALT)が正常の場合、無症候性キャリアと呼ばれます。病理が進行した線維化を伴うこともあり注意が必要です。C型慢性肝炎の恐ろしいところは自覚症状がほとんどありませんので人間ドックや健康診断で血液検査をしてみなければ分かりません。気づいたら肝硬変や肝がんが発見されるようなことも多々あります。もしC型慢性肝炎と診断された場合は、線維化の進展度、活動性の評価を行い、治療法を決定することが重要です。

    2017.04.14

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