ピロリ菌

除菌することで胃がんのリスクを下げることができます

ピロリ菌

ピロリ菌とは

ピロリ菌とは

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は胃の粘膜に生息する、らせん形状の細菌です。ピロリ菌が胃の中に存在していると、慢性的に炎症が続きます。そのため、この炎症を静めるためにはピロリ菌を除去することが必要になります。

慢性的に炎症が続くこと(慢性胃炎)によって、胃粘膜の防御機能は弱まり、発がん物質や塩分の多い食事、ストレスなどから攻撃されやすい状態になってしまいます。

つまり胃内のピロリ菌の存在が、潰瘍や胃がんを起こしやすい胃粘膜をつくってしまうということです。 若いうちに除菌をしておくことで、消化器の不調になりにくく、胃がんや胃潰瘍、十二指腸潰瘍になるリスクを下げることができます。 また、ピロリ菌を除去することにより、胃がん予防、潰瘍の発症を抑える効果等が期待できます。

このような症状があれば早めにご相談ください

このような症状があれば早めにご相談ください
  • 胃のむかつきや胸焼けが続く
  • 胃薬を飲んでも胃の症状が改善しない
  • ピロリ菌陽性の家族がいる
  • 健診でピロリ菌感染を指摘された

当院では胃の内視鏡検査のときにピロリ菌の検査も行うことができます。

ピロリ菌の除菌

ピロリ菌の除菌は、疾患の適用があれば一次除菌、二次除菌までは、健康保険対応が可能です。
2度の除菌が不成功であった場合は、院長にご相談ください。
一次除菌(保険診療)
2種類の抗生剤と胃酸を抑える薬を、1日2回、7日間飲み続けます。およそ90%の方は、ここで除菌に成功します。
二次除菌(保険診療)
一次除菌後も引き続きピロリ菌に感染している場合は、抗生剤類を変更し、再度1日2回、7日間飲み続けます。一次除菌に失敗した患者様の90%が、ここで除菌に成功しています。


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