望まない妊娠を避けるための緊急手段として、緊急避妊ピルの処方をいたします。
コンドームが破れてしまったなど、何らかの理由で避妊が失敗してしまった場合、セックスの後でも、72時間(3日)以内なら妊娠を回避することができるのです。
緊急避妊ピルは、排卵を抑制して受精をさまたげ、また受精卵が着床をしないようする効果があります。
ただし、残念ながら避妊率は100%ではありません。着床してしまった場合には効果がないため、妊娠のリスクが2~3%残ります。
72時間以上経過してしまったら効果がないこと、緊急避妊ピル服用後のセックスについては避妊効果がないことも、ご注意ください。
なお、緊急避妊ピルには、性感染症の防止効果はありませんので、別の対策が必要です。