こんにちは。

新型コロナウイルス(COVID-19)が世界的規模で流行し、外出自粛などで皆さんストレスの多い日々を過ごされているかと思います。

大変な毎日ですが、みなさん生活習慣を見直して健康意識を高めてみませんか?

 

生活習慣改善の7項目(動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版)

  1. 禁煙し、受動喫煙を回避する
  2. 過食と身体活動不足に注意し、適正な体重を維持する
  3. 肉の脂身、動物脂、鶏卵、果糖を含む加工食品の大量摂取を控える
  4. 魚、緑黄色野菜を含めた野菜、海藻、大豆製品、未精製穀類の摂取量を増やす
  5. 糖質含有量の少ない果物を適度に摂取する
  6. アルコールの過剰摂取を控える
  7. 中等度以上の有酸素運動を毎日合計30分以上を目標に実地する

 

上記が生活習慣改善の7項目です(動脈硬化性疾患予防ガイドラインは5年おきに改訂)。

なかなか7項目全てを積極的に行うのは難しいことですが、

まずは標準体重の維持や食べ物に気を付けるなど、ご自身にとって簡単なところから始めていきましょう。

 

自分の標準体重を知ろう!

標準体重は身長(m)×身長(m)×22の計算式で算出することができます。

身長160㎝の方の場合は、1.60×1.60×22=56.32㎏が標準体重となります。

また、標準体重を目標に身体活動量に適した摂取エネルギー量と栄養素バランスを維持しましょう。

適正エネルギー摂取量は標準体重×25~30kcalで算出できます。

体重60㎏の方で1500~1800kcalとなります。

 

食品摂取の目安とは?

食塩は1日6g未満、アルコールは1日25g。

※日本酒は1合、ビールは中瓶1本、ワインはグラス2杯程度です。

炭水化物の比率を50~60%にして野菜、果物、大豆、魚の摂取を増やすなどが目安です。

動脈硬化予防に有効な栄養素を摂取しましょう、EPA・ビタミンC・ビタミンE・リコピンなど。

EPA→青魚(あんこうの肝、アユ、サバ、イワシなど)

ビタミンC→ピーマン、アセロラ、レモンなど

ビタミンE→カボチャ、ナッツ、うなぎなど

リコピン→トマト、スイカ、ピンクグレープフルーツなど

 

運動の目安とは?

生活習慣病予防のために、まずは今の生活に10分間の運動を加えるところから始めましょう。

(10分間の階段昇降、軽いジョギングなど)

 

生活習慣見直しのポイントを少しご紹介させていただきました。

コロナウイルスが流行している日々で、なかなか普段の生活習慣を変えるのは難しいことだと思います。

まずは3食きちんと食べ、よく睡眠をとることから始めてみてください。

また、マスク着用で体内に熱がこもり、さらにマスクの中は常に湿った状態で喉の渇きを感じにくい状態になっています。

いつも以上にこまめな水分補給を心掛けてください。

 

二子玉川メディカルクリニック