苦痛を最小限に、精密な検査を—大腸カメラ検査で健康を守る
日曜日も大腸カメラ検査を行っております。
腸内をくまなく観察するためには、腸を気体で膨らませる必要がありますが、当院では空気ではなく、吸収性の高い炭酸ガスを使用しています。これにより、検査後のお腹の張りによる不快感や苦痛を大幅に軽減しています。。
急激な体重減少や食欲低下は、大腸がんなどの深刻な疾患の兆候かもしれません。原因を特定するためにも、早めに大腸カメラ検査を受けることが重要です。
以前に大腸ポリープやがんが見つかった方は、再発のリスクがあるため、定期的な大腸カメラ検査が推奨されます。早期の再発防止やがんの発見に役立ちます。
潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患、虚血性大腸炎などの疾患が疑われる場合も、大腸カメラ検査で正確な診断が必要です。症状が軽い場合でも、早期に診断を受けることで適切な治療につながります。
大腸内視鏡検査は予約制となっております。まずは一度診察を受けていただき、検査日を予約していただきます。診察時には、症状や検査の目的について医師にお伝えいただくとスムーズです。
当院は日曜日も診察および内視鏡検査を実施しておりますので、平日に時間が取れない方も受診しやすくなっております。
大腸内視鏡検査事前説明をオンラインで希望される方はこちらからご予約ください。
STEP.01 検査前
前日の夕食は、柔らかく消化の良いものをお召し上がりください。当院では、便が出やすい専用の食事の購入も可能です。水やお茶などの無糖飲料は飲用可能ですが、アルコールやジュースは避けてください。
STEP.02 検査当日
当日は、ご自宅で腸をきれいにするための腸管洗浄液を指定の手順に従ってお飲みいただきます。その後、トイレで便の状態を確認していただきます。ご高齢の方やご自宅での準備に不安のある方は、当院での準備も可能ですので、事前にご相談ください。
STEP.03 検査
検査時にはベッドに横になり、点滴をしながら軽い鎮痛・鎮静剤の静脈注射を行います。検査時間はおよそ15分です。
STEP.05 休憩と検査結果の説明
検査後は、約30分ほど院内で休憩していただき、体調が安定していることを確認してからお帰りいただけます。モニターを見ながら、医師が検査結果について詳しく説明します。ご不安な点があれば、遠慮なくご質問ください。組織を採取した場合は、後日外来にて病理検査の結果をお伝えします。
便秘になりやすい方は、事前に便通を整えてから検査を受けたほうが良い場合がありますので、診察時にご相談ください。 検査の3日前から、きのこ、海藻、小さい種のある果物、野菜、ごぼうなど、腸内に残りやすい食品は避けてください。
当院では、胃内視鏡検査と大腸内視鏡検査の両方が必要な方に対して、同日に検査を実施することが可能です。検査の流れとしては、まず大腸内視鏡検査を行い、その後胃内視鏡検査を実施します。同日での検査により、複数回の来院が不要となり、時間を効率的に活用することができます。
大腸内視鏡検査中にポリープが見つかった場合、患者さまのご希望があり、かつ安全に切除可能なポリープであれば、同日に日帰りでのポリープ切除術を行うことができます。入院の必要はありません。ただし、ポリープが大きすぎる場合や切除後に出血のリスクが高い場合には、安全を最優先に考え、近隣の専門病院へご紹介させていただきます。
※料金には診察代は含まれていません。
※保険診療のため概算となりますので、前後することがあります。