■ピロリ菌とは
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は胃の粘膜に生息する、らせん形状の細菌です。ピロリ菌が胃の中に存在していると、慢性的に炎症が続きます。そのためこの炎症を静めるためにはピロリ菌を除去することが必要になります。

慢性的に炎症が続くこと(慢性胃炎)によって、胃粘膜の防御機能は弱まり、発がん物質や塩分の多い食事、ストレスなどから攻撃されやすい状態になってしまいます。

つまり胃内のピロリ菌の存在が、潰瘍や胃がんを起こしやすい胃粘膜をつくってしまうということです。 ピロリ菌を除去することにより、胃がん予防、潰瘍の発症を抑える効果等が期待できます。

ピロリ菌の除菌は疾患の適応があれば健康保険で1次除菌、2次除菌までは可能です。
2度の除菌が不成功であった場合は、院長にご相談下さい。

二子玉川メディカルクリニック